
かけうどん!ざるそば!山かけ!鴨南蛮!
管理人のフライパン猫です。
慢性腎臓病により、普段の食事は塩分・たんぱく質の摂取制限を行っています。
うどんやそばは、とにかく年中食べられる!
我が家でも主要キャラばりの登場回数である、低たんぱくうどん、および低たんぱくそば。重宝しています。
今回は低たんぱくうどん・そばについて、基本情報や、美味しく食べるための茹で方などをまとめました。
うどん・そばは、意外と塩分、たんぱく質高め
食事制限を行う上で、うどんやそばの塩分・たんぱく質含有量は見逃せません。
うどんは塩分が、そばはたんぱく質が、けっこう高めな食品といえます。

うどんは、作る過程で塩を加えているので、商品にもよりますが、1食分(茹で前100g)で0.5~1g程度の食塩が含まれていることも。つゆが加わるとなると、やや高めに感じます。

そばは、ソバの実を使っている都合、1食分(茹で前100g)で13~15gほどのたんぱく質が含まれています。良質なたんぱく質が摂れるので悩ましいところではありますが…。
低たんぱくうどん、低たんぱくそばは、たんぱく質だけでなく、塩分も調整されているものが多いです。食事制限中の選択肢として良いのではないでしょうか。
それぞれ解説していきます。
低たんぱくうどんって?
「げんたうどん」「はりまのうどん」「えがお満点うどん」等がそれにあたります。
乾麺タイプや冷凍タイプ、即席タイプなど種類豊富です。
乾麺タイプは4種類ほど食べ比べましたが、食感やすすり心地に多少の差はあれど、味の差は大きく無いかな…と感じました(あまり繊細な舌の持ち主ではないため、自信はチリ紙ほども無いですが…)。
以下、乾麺タイプについて、食べてみた筆者の(あくまで個人の)感想です。
形…やや細めの平打ち麺で、稲庭うどんを思い出させるフォルムです
すすり心地…つるつるとしていて、太めのそうめん(冷や麦?)を彷彿とさせます
食感…プチっと切れる歯ごたえで、もちもち感はあまり無いです(商品差アリ)
味…違和感なく美味しく食べられます。若干フォーとか、そっち系寄りの風味を感じます
冷凍タイプ、即席タイプはまだ食べたことがないので、食べたら追記します。
低たんぱくそばって?
「げんたそば」「信州そば」等がそれにあたります。
乾麺タイプしか見かけたことありませんが、普通のそばみたいに生麺等はあるんでしょうか…。
今のところ筆者は、「げんたそば」のみ食したことがあります。以下食べてみた筆者の(あくまで個人の)感想です。
形…一般的な細めのそば
すすり心地…普通のそばと変わらず
食感…プチプチ切れる感じで弾力は少なめです。普通のそばをタコ糸系とすると、このそばは輪ゴム系(何故わかりにくい上に美味しそうじゃない喩えにしたのか…)
味…やや“風味の薄いそば”という印象ですが、違和感なく食べられます
乾麺タイプを茹でるときのポイント~必ず洗ってぬめりを取ろう~

必ず洗うと約束してくれ…
こんな思いをする奴なんざ、俺一人で十分だ…
乾麺タイプを調理する時には、気を付けるべきことがあります。
それは、茹で上がったら一度しっかり洗ってぬめりを落とすことです。
まあ、パッケージに書いてあるやん、て話なんですけどね…。
でも横着な筆者は、
「ざるで食べるなら洗うけど、かけなら別によくね?洗ったら冷めちゃうし…」
と、“軽く湯切りしただけの麺を、温かいつゆに投入したかけそば”をまんまと食しました。
~10分後~
麺=ドロドロに溶ける。箸でつまめばぶちぶちと切れる
つゆ=とろみがついて、より麺にまとわりつく
最終形態=麺とつゆが一体化して、そばがきのようになってしまいましたとさ。
もうちょいササッと食べればよかったんですかね。食べるの遅いから、さ…。
うどんでも同様の現象が起きます。おそらく普通の麺よりでんぷんが多く含まれているから、温まりすぎるとそれが溶けだして、まるで片栗粉のように汁にとろみをつけてしまって…という原理かもしれない。知らんけど。

なんにせよ悲しくて泣きました。
また、この現象の良くないところは、
つゆにとろみがつく→多くのつゆが麺に絡む→多くのつゆを飲み込んでしまう→塩分とりすぎ
と、なりかねない点です。たんぱく質を抑えようとして塩分を多くとってしまっては、本末てんとう虫。
面倒ですが、しっかり洗って、ぬめりをとってからいただきましょう。
冷たくして(ざるうどん、ざるそば等)いただく

写真がなかったのでフリー画像ですみません。また撮ったら(もう少し暖かくなったら)載せます。
暑い夏には冷たい麺がうってつけ。ざるを基本に、とろろ、おろし、ぶっかけ等、食欲がなくても無限に食べれそうです。

ああ、夏が恋しくなってきた…。
茹で時間はお好みですが、筆者は時間通りに茹でています。
茹で上がったら、冷たい水でしっかりと洗います。

川で洗濯をするように。麺どうしをじゃぶじゃぶ洗っていきます。揉むようにして。
しっかりぬめりを取ることで、麺どうしくっつきにくくなります。
付けつゆは、筆者は基本げんたつゆにお任せしています。
香りがもう、「The☆めんつゆ」てくらいに、めんつゆです(笑)
6倍濃縮で、説明書き通りなら、つゆ1:水5の割合が良いようですが、濃さや量は好み+制限に合わせてどうぞ。
温かくして(かけうどん、かけそば等)いただく

きつね、たぬき、ちから、天ぷら等、日替わりで行けそうなほどレシピ豊富。
昨晩の残りのカレーと合わせたり、変わり種で明太クリームうどんなんかしたり、アレンジし放題。
温かくしていただく場合、茹で上がり後洗う→再加熱、という調理工程です。
(筆者の場合)最初の茹で時間は、既定の茹で時間マイナス1分。そして1分程度で再加熱、て感じでやってます。
どういうこっちゃ?具体的には、以下の通りです。
げんたそばを例にすると、既定の茹で時間は7分→はじめ6分茹でる。

→ざるにあけて洗う。

日ごろ合った嫌なことなどを思い出しながらじゃぶじゃぶ洗うと、不思議とよりぬめりが落ちます(当社比)。
→つゆのなかにぶち込んで再加熱。1分弱。

あまり温めすぎるとまたとろみがついてしまうので、つゆが温まればOKとみなします。
(カレーうどんやクリームうどん等は、逆にとろみがつくくらい加熱すれば片栗粉要らずです(笑))
つゆはお好みですが、筆者はかつおだし+げんたつゆ+白だしで味を整えていることが多いです。
まとめ
・低たんぱくうどんやそばは、たんぱく質、塩分等が調整されている。腎臓病で食事療法をしている筆者もよく食べている
・乾麺タイプや冷凍タイプ等いくつか種類がある。食べ比べて好みを見つけてもいいかも
・乾麺タイプをよく食べる筆者の個人的感想だが、うどん・そばいずれも味は大きく違和感なく、美味しく食べられる
・茹でた後は一度ざるにあけ、しっかり洗ってぬめりをとる。洗わないと麺どうしがくっついたり、どろどろ溶けたりしてしまう
・温かくして(かけで)食べる場合もしっかり洗ったあとで、つゆと一緒に再加熱するとよい
よく作るうどんやそばのレシピも、今後載せていきます!
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